星祭 開運厄除火渡大祭・2月12日(日)
星祭 開運厄除火渡大祭
毎年2月第二日曜日 開催
※令和5年(2023年)の開催日・・・2月12日(日)
令和3年度の星祭の様子
「星祭 開運厄除火渡大祭」
1年の開運厄除・交通安全を祈願する、柴燈護摩(さいとうごま)の火の中を参拝者全員に渡っていただく、出灰不動尊の星祭 開運厄除火渡大祭。
密教占星術では、人は誰もが生まれた年により運命を司る本命星を持ち、常にその影響を受けて生きているとされています。
また、年ごとに巡ってきては、本命星の吉凶を左右する当年属星があり、そのために良い年と悪い年とができるのです。
凶運の当年属星の中でも、生涯を全うするため、特に慎重に過ごす必要がある年回りを厄年(前厄・大厄・後厄)といいますが、一般にいう厄年以外にも、9年で3回、必ず凶運の星は巡ってきます。
星祭(星供養)とは、旧暦の年の変わり目に、その年の当年属星を供養し、悪い年は厄災を免れるよう、また良い年はさらに一層良くなるよう祈願する密教の祭儀です。
出灰不動尊の星祭 開運厄除火渡大祭では、この日、本堂内での護摩に加え、奥之院にて、宗旨宗派を問わずあらゆる皆様の開運祈願を込めた護摩木を、お焚き上げする柴燈護摩(さいとうごま)と火渡(ひわたり)を修法致します。
火渡(火生三昧耶法)
不動明王の柴燈護摩の火の上を歩き渡ることは、修験において最も霊験あらたかな行のひとつとされています。
「火渡(ひわたり)」は、正確には「火生三昧耶法(かしょうさんまやほう)=火生三昧( かしょうざんまい)」という密教奥儀で、不動明王の光背である迦楼羅炎(かるらえん)の中に身を投じ不動明王と一体になることで霊験を得る荒行です。
当山の星祭では、古来、限られた修行者のみが修法したこの「火渡」を御参拝の皆様に体験していただき、その1年の無事と安全を御祈願していただけます。
九曜吉凶早見表
生まれ年による数え年と吉凶については、下記より対象年の早見表よりご参照ください。
料金
通常御志納料
家宅厄除札 500円
路上安全ステッカー札 500円
各1枚セット 1,000円
出灰不動尊では、この日、その一年の家宅厄除(火元安全・盗難除け・除災招福)と路上安全(交通安全・方災除け)を祈願した御札とステッカー札を頒布し、当日に御参拝いただいた皆様にはもれなくセットで無料進呈しております。
出灰不動尊 星祭 開運厄除火渡大祭の流れ
※予定時間・内容は目安です。
10:30 本堂
受付開始
11:00 本堂堂内
不動護摩
大般若祈祷
錫杖祈祷
正午 本堂~奥之院
山伏行道
12:30 奥之院
柴燈護摩
火生三昧耶法
火 伏 / 火 渡
足形供養受付
14:00 奥之院
散会
開運厄除 星祭(ほしまつり)の注意点
- 星祭では、それぞれの数え年の当り星を祀り、御祈祷の後、御札をお渡しします。
- 火渡り当日、直接、御祈祷札をお受け取りになる場合は、事前に御予約いただくとスムーズです。
- 御祈祷札の御予約は、前年末から受け付け開始いたします。
- 令和4年の星祭は終了致しました。令和5年の星祭受付は令和4年12月からです。
- 当日、直接ご参拝になれない場合も事前にお申し込みいただければ、責任もって修法させていただき、大祭終了後に御祈祷札をお送りさせていただきます。
- 厄年・吉凶・数え年についてはココをクリックして「数え年早見表」(PDF)をご参照ください。
- 当日、出灰不動尊へは高槻市営バスが便利です。「JR高槻駅北②」のりばより10:07発「中畑回転場」行き「出灰」バス停下車(約35分)、出灰不動尊 本堂(阿字観堂)受付までは約400m(徒歩約5分)です。
- 当日、高槻方面へのお帰りは「出灰」バス停より14:31発「JR高槻駅北」行き 高槻市営バスが便利です。出灰不動尊 奥之院からバス停までは約1.1km(徒歩約14分)です。
- 若干の専用駐車スペースはございますが、周辺道路は非常に狭いうえ、星祭開催時期は積雪や凍結のおそれがございますので、お車での星祭御参拝は十分にお気を付けください。当山としては、できるだけ高槻市営バスやタクシーなどの公共交通機関のご利用をお勧めいたしております。